学園都市シュルトバルト 5

 授業の多くがそうであるように、座学もまた詰め込みかつ駆け足気味で進められ、あっという間に習熟度判定の試験がやって来た。予科生は全員何かしらの試験を受ける予定だからか食堂はいつもよりずっと静かで、校舎へと向かう道すがらも口を開く者は少数だった。
 常の授業では好きな席に座っていいことになっているが、さすがに試験の時はそうはいかないらしい。黒板には【座席表に従って座れ】との指示が書かれており、紙が二枚貼られていた。一枚は座席の位置に番号が振られた教室内の見取り図で、もう一枚には数字と生徒の名前が書かれている。おそらく自分に振られた番号の席に座れということなのだろう。
 座席表から自分の名前を探すと、割り当てられた席へと移動する。席に着いて周囲の様子をうかがうと、多くの者は復習に余念がないようだった。ノートを開いて真剣な表情で読み込む者、数人で集まって問題を出し合っている者と、その姿は実に様々だ。
 わたしも彼らに倣い、鞄からノートを取りだすと復習を始めることにした。
 カラーペンなんて便利な物はこの世界には存在しないので、基本的にノートは黒一色だ。ともすれば斜め読みしそうになるのを、意識して要点を探して追っていく。こういう時、無駄とも思えるほどにカラーバリエーションのあるボールペンが恋しくなる。書き込めば書き込むほどに見づらくなっていくノート、しかしノートを取らねば試験対策ができない――現代日本ではあまり陥ることのないジレンマだろう。付箋なんていう便利な物もあったな、と脱線しかけた意識をノートの文字列を追う作業へと引き戻す。
 そうこうするうちに始業の鐘が鳴った。弾かれたように生徒たちが顔を上げるのと、音を立てて教室の扉が開かれるのとは同時だった。
「はい、全員席に着いてー。机の上には筆記用具以外何も置かないようにね」
 そう言いながら、軽やかに階段を下りていくのはキャメロン先生だ。そのあとを三人の男性教師が付き従う図は、まるで授業初日の再現のようだった。かつてとの違いは、男性教師たちが書類の束を抱えているということだろうか。
「ではこれより基礎課程座学の試験を行います。問題と答案用紙を配りますので、手元に来たらまずは答案用紙に自分の名前を記入すること」
 これを忘れて落第になった者がいます、とのキャメロン先生の言葉に教室に笑い声が溢れた。
「鐘が鳴れば試験終了となります。基本的に試験中の私語と移動は禁じますが、体調不良など何かあれば手を挙げて教師を呼んでください。――問題と答案用紙は全員に行き渡りましたか? それでは初めてください」
 キャメロン先生が声を張り上げ、手を打ち鳴らす。それを合図に、生徒たちは一斉にペンを取りテストへと挑むのだった。


 鳴り渡る鐘の音にハッと我に返った。同時に手が打ち鳴らされる。
「はい、それまで! 全員ペンを置いてください」
 鐘に負けぬようにと張り上げられたキャメロン先生の声に、ペンを机に置く音が教室のあちこちで立てられる。
「それではこれから答案用紙を回収します。生徒の皆さんは指示があるまで動かないでください」
 キャメロン先生の言葉を合図に、男性教師たちが教室内を回って答案用紙を回収していく。それが終わると生徒は教室を出るようにとの指示がなされた。問題用紙は持って帰っていいとのことだったので筆記用具と共に鞄に収め、わたしはテストの出来を語り合う生徒たちの列に混ざって教室を後にした。


         ◆


 翌日からの三日間は習熟度の判定期間で、結果は個人の元に封書で通知されるということだった。予科生の生徒にとっては休日という扱いなのでどこで何をしようと自由なのだが、やはり結果が気になるのかほとんどの生徒は寮にいるようで、談話室には生徒の姿が多数見受けられた。グループごとに集まる彼らの顔は皆どこか不安げで、会話の内容がテストの結果であろうことは想像に難くなかった。
 そんな彼らを横目に階段を降りていくと、ちょうど真ん中のあたりで上がってくるところのメルヴィンと出くわした。彼はわたしが鞄を肩から下げていることに気づくと、驚いたように目を見開いた。
「あれ、ルーシャ出かけるの?」
 問いかけにうなずくと、彼は小さくため息をこぼす。
「いつかも言ったけど、キミって強いよね。試験の結果が気にならないの?」
「まぁ、気にならないと言えば嘘になるけど……正直気にしてもどうしようもないことだし」
 試験は終わり、あとは採点結果を待つばかりなのだ。今更何かをしたところでどうにかなるわけでもない。そう言うと、メルヴィンは淡く笑った。
「本当にキミって強いねぇ。そういう割り切ったところ、羨ましいと思うよ」
「おまえは割り切りすぎだって言われたことがあるけどね」
 動じなさすぎてかわいげがない、と言ったのは兄だっただろうか、それとも父親だっただろうか。記憶にある前世の家族は、男性陣の方が情緒的と言うか、優しい性格だったように思う。……いや、別に女性陣がキツイ性格だったと言うわけではない。ないのだが……メンタル面の強度で言えば、女性陣よりも男性陣の方が(やわ)らかかったことは確かだ。
 思い出に浸っていると、不意に手を打ち鳴らす音がした。意識を現実に戻すせば満面の笑みを浮かべたメルヴィンの姿。彼は名案を思いついたとでも言いたげに、その大きな深緑の瞳を輝かせている。
「ねぇ、ボクも一緒に行っていい?」
「別にいいけど……図書館だよ?」
 遊びに行くわけではないと言っても、メルヴィンの気は変わらないらしい。別に断る理由もなかったので、わたしは彼と共に図書館に行くことにしたのだった。


 鞄を取りに部屋に戻ると言うメルヴィンを食堂で待っていると、教職員用の制服を着た一団が入ってきた。小振りのトランクケースを()げた者と書類を手にした者とで組んでおり、それが男女一組ずつで計四人いる。茶色の制服を着ていることから、彼らが事務職員であることがわかった。
 何の用があって事務職員が来たのだろうかと首をひねりながら彼らを見ていると、支度を整えたらしいメルヴィンが階段を駆け下りてきた。
「ごめん、ルーシャ。お待たせ!」
 事務職員たちの横を抜け、ぱたぱたとこちらに駆け寄ってきたメルヴィンは、手を合わせて勢いよく頭を下げた。その様子に、わたしは思わず小さく吹き出す。
「別にいいよ。そんなに待ってないから」
「ホント? 怒ってない?」
 こちらの様子を窺うように上目遣いで見上げるメルヴィンに、大丈夫とうなずいてみせる。それを見て、ようやくメルヴィンはほっとしたように笑みを浮かべた。
「それじゃ行こっか」
 そう言って席を立った時だった。階段の方に向かっていた事務職員の一人が足を止め、こちらへと戻ってくる。
「もしかして、お嬢さんがルーシャ・ティアニーさん?」
 小首を傾げてそう問いかけてきたのは二十代後半くらいの男性だった。寝癖なのかそれともそういう髪型なのか、砂色の髪は爆発したかのようにひどくハネている。青墨色の目は垂れ気味で、顔立ちが整っていることもあって柔和な印象を与えるが、それ以上に眠たげに見えるのは髪型の影響が大きいのかもしれない。
「そうですが……どなたですか?」
 事務職員であることは見ればわかるものの、どう言った用向きで声をかけられたのかが思い浮かばず、首を傾げながら相手を見上げる。
「ああ、悪い、驚かせたかな。俺は事務方として学園に雇われてる人間でね」
 そう言いながら彼が制服の胸ポケットから取り出したのは手形だった。だが、そこに記されていた内容は疑問の解消には繋がらず、むしろ更なる疑問をわたしに抱かせた。
「入出管理局員って……事務は事務でも、学園事務ではないですよね? 基礎課程の予科生に、遺跡事務の方がどういったご用件ですか?」
 事務職員にも二種類あり、【学園事務】と【遺跡事務】とに分けられる。その名の通り学園に関することを扱うのが学園事務、遺跡に関することを取り扱うのが遺跡事務だ。彼の役職である【入出管理局員】というのは、遺跡入口に設置された受付カウンターで、今現在誰が遺跡に入っているのかを確認する役割である。資格のない人間がうっかり遺跡に入ってしまわないようにというのが主な目的だ。本科生ならともかく、予科生相手に用があるとは到底思えないのだが……。
 首をひねりながら問いかけたわたしの言葉に、相手は驚いたように目を見開いた。
「詳しいね、お嬢さん。基礎課程の子に手形見せたことは今までにも何度かあるけど、遺跡事務だって言い当てられたのは初めてだよ。ていうか、ほとんどの生徒さんは手形の文面までちゃんと見ないし」
 たぶん褒められているのだとは思うが、どうにも不用意なことを言って墓穴を掘った感が否めない。ごまかすように曖昧な笑みを浮かべ、とりあえず礼を言っておく。
「それで結局何の用なわけ? ボクたちこれから出かけるところなんだけど?」
 相手がまったく本題に入ろうとしないことに苛立ったのか、どこか不機嫌そうな声でメルヴィンがそう問いかけた。腰に両手を当てて上目遣いに睨みつけるものの、その様は迫力とはほど遠く、純粋にかわいらしさしかない。遺跡事務の男性も同じ感想を抱いたのか、相好を崩した。
「ああ、ごめん。本題はこれでね」
 そう言いながら彼は提げていたトランクケースをテーブルの上に置き、開いた。しばらくごそごそと中身を漁った後、一通の封書をわたしに差し出す。
「はい、試験の結果」
「「試験の結果!?」」
 何でもないことのように言われた言葉に、思わずメルヴィンと共に叫んでしまった。
「昨日の今日で、ですか?」
 いくら何でも早すぎないかと問い返せば、これまた何でもないことのように爆弾発言が返ってきた。
「審議の必要がなかったってことでしょ? とりあえず受け取ったってことで、ここにサインくれる?」
 はい、と押しつけるようにしてわたしに封書を持たせると、彼はトランクケースから取り出した書類をひらひらと振り、同じく持参していたらしいペンとインク壷を書類と共にテーブルに並べた。
 半ば呆然としつつ、促されるままに書類に受け取りのサインをする。
「はい、どうも。んじゃ行ってらっしゃい」
 書類に書かれたサインを確認し、余分なインクを吸い取り紙で取った男性は筆記具と共にそれをトランクケースにしまった。元のようにケースを閉じて手に提げると、にこやかに笑って階段のところで待っていた相棒の元へと向かう。
 呆気にとられたまま階段を上っていく彼らの背中を見送った後、わたしは手の中にある封書へと視線を落とした。
「合格通知かぁ。審議の必要がないってすごいね」
「……いや、落第通知の可能性もあるからね?」
 わたしの手元をのぞき込みながら感嘆のため息をこぼしたメルヴィンに、苦笑しながらそう返す。
 事務職員の彼の言葉から察するに、通常は採点したあとで教師間で協議して合否を決めると言うことなのだろう。けれど、教師陣が審議の必要性を感じなかったということは、満点に近いか合格ラインとはほど遠い点数かの二択であるということだ。
 しばらく封書を眺めた後、わたしは封蝋を砕いて便箋を取り出すとそれを開いた。さっと文面に目を通し、すぐに封筒へと戻す。
「あ、やっぱり合格通知だ。すごーい」
 さすがに隣でのぞき込む人間の目からは隠せなかったのか、メルヴィンが声を上げる。
「ありがとう。さて、そろそろ出かけようか。なんだかんだで遅くなっちゃったしね」
 合格通知を鞄にしまうと、わたしはそうメルヴィンに声をかけて歩きだした。


 学園部の敷地を半周するようにして、図書館への道を歩く。
 学園部を地図に起こすならば、最北部に学生寮と教職員寮、その下に図書館、第二修練場、訓練場と続き、最南端に校舎と第一修練場となる。位置関係だけ見れば学生寮と図書館は目と鼻の先なのだが、間に雑木林があるためにかなりの遠回りを強いられる。学園内を散策していた時に一度足を踏み入れてみたが、そこは林とは名ばかりの樹海だった。早々に引き返したからよかったものの、迂闊に踏み込めば遭難する恐れもあるだろう。いつぞやのローレンス先生の言葉通り、おとなしく整備された道を行った方が早く着くに違いない。急がば回れ、とはよく言ったものである。
 メルヴィンとおしゃべりしながら歩いていると、行く手に図書館が見えてきた。オフィスビルを思わせる長方形の建物だが、コンクリートでできた現実世界のそれらとは違ってレンガ造りであるため、重厚でありながらもどこか温かみのある雰囲気を漂わせている。二階建てのわりに結構な高さがあるその建物は、正面から見ると横に長い構造をしていた。
 木製のドアを押し開けて中に入ると、エントランスホールが広がっていた。真正面のカウンターには事務職員用の茶色の制服を着た女性が座っている。向かって右手には等間隔にドアが並んだ廊下と突き当たりに階段が、左手には大きな両開きのドアが見えた。
 この図書館には書庫が二つと、多数の自習室が備えられている。書庫のうち一階にあるものは解放されているが、もう一つは閉架書庫となっている。二階全部が閉架書庫で、出入りは教師にのみ許されている。遺跡に関する貴重な研究資料などが保管されているとのことだ。
 それらの設備から察するに、廊下から続く小部屋がおそらく自習室で、左手にあるドアの向こうが一般書庫だろう。
 正面のカウンターに近寄って本の閲覧がしたいことを告げると、事務職員に手形の提出を求められた。ポケットから取り出した手形を差し出すと、彼女はそれを確認した後左手のドアを示して向こうが書庫だと告げた。
「本を持ち出す場合は、書庫のカウンターで貸し出し手続きをしてくださいねー! また、二階は閉架書庫となっておりますので、立ち入らないようにお願い申しあげまーす!」
 図書館という閑静な場所には似つかわしくない、アッパーテンションな大声がホールに響く。明らかにこの配置は人選ミスだと思うのだが……よほど遮音性が高いんだろうか、この建物。
 そんなことを思いながら、精緻な飾り彫りが施されたドアを押し開ける。重そうな見た目に反し、ドアは軋むことなく軽々と開いた。中は大きな広間となっており、背の高い書架が整然と並ぶ様は壮観だった。
 しばらくメルヴィンと二人で惚けたように周囲を見渡していたが、ハタと我に返った。互いに顔を見合わせ、照れ隠しのように笑う。
「それじゃあ本を探してくるから、またあとでね」
「あ、うん、わかった」
 ひらりと手を振ると、わたしは広間の中央に向けて歩きだした。


 ゆっくりと歩きながら周囲へと視線を投げる。日光で本が傷むことを避けるためか書庫内に窓はなく、壁際はすべて書架で埋まっていた。しかし一定の距離を置いてランプが設置されているため、読書に支障をきたすようなことはない。好奇心からランプに手を近づけてみたが熱を感じなかったので、おそらく中身は術式(フォーミュラ)の類なのだろう。
 視線を上へと向けると外観から予想した通り天井が高く取られており、中二階となっている部分にもギッシリと書架が並んでいるのが見えた。背の高い書架が並んでいる割に圧迫感を感じないのは、通路部分が広く取られ、随所に閲覧用のテーブルセットが置いてあるためだろう。
 通路を歩いていると、時折制服姿の学生や冒険者と思しき格好の人々とすれ違った。この図書館は学園部にあるが、冒険者が利用することも可能な施設なのだ。もっとも立地条件の関係からか、利用者の大半は学生であるようだが。
 ちょうど時間帯がお昼時であるためか、書庫内の人の姿はそう多くはない。広すぎるために閑散として見えるだけ、という可能性もあるだろう。
 現実世界の図書館がそうであるように、こちらの図書館も書架に納められている本の種類と場所を一覧にした案内図が存在した。それによると蔵書の大半は遺跡や魔物、術式(フォーミュラ)に関してまとめられた研究書などで、あとは地理や歴史書などがあるくらいだ。小説――間違ってもラノベやマンガなんかは置いていないが、料理のレシピ本が一大勢力を築いているのは大いに疑問である。ついでにレシピ本のエリアに多数の冒険者がいるように見えるのは、たぶんわたしの気のせいだろう。
 しばらく案内図とにらめっこしていたが、地理や歴史書の納められた書架を目指すことにした。部屋の奥に設置された階段を使って中二階に上がり、右手へと向かう。その最も奥まった場所に、目的とする書架は存在した。
 本の背表紙を順に目で追っていき、興味を惹かれた一冊へと手を伸ばす。だが天井付近の棚に納められているせいで、どれだけ背伸びしても本に背が届かない。
 誰だ、こんな幼女とでも呼ぶべき外見でキャラメイクするようなロリコンは。怒らないから今すぐおとなしく名乗り出るがいい、と八つ当たり気味に心中で(ののし)っていると、横合いから伸びてきた手が目当ての本をさらっていった。
「あ……」
 思わず声を上げ、本を追って振り返る。視線の先にいたのは、オリエンテーリングの時に出会ったローブ姿の人物だった。相変わらずフードで顔は隠されており、笑みをたたえた口元だけが覗いている。
「はい、どうぞ」
 こちらの視線に気づいていたのか、相手はわたしの方に向き直ると手にした本を差し出した。わずかに首を傾げて口を開く。
「やぁ、また会ったね。ああいう時は踏み台を使った方がいい、危ないよ」
 穏やかな声音は、諭すというよりは端的に事実を指摘するだけだったが、それゆえに突き刺さった。浮かべられた苦笑も、何をしでかすかわからない幼子を見守る保護者を思わせる。羞恥心で赤く染まった頬を隠すようにうつむき、消え入るような声ですみませんとつぶやく。
「こんにちは。……あの、本を取っていただいてありがとうございます」
「どういたしまして」
 くすりと笑みをこぼし、相手は胸に右手を当てて恭しくお辞儀した。道化じみた仕草が嫌みに見えないのは、相手のまとう謎めいた雰囲気のせいだろうか。
「ただ、地理に関してはこちらの本の方が詳しいのではないかな」
 そう言って、相手は棚に手を伸ばして別の本を抜き取ると、わたしの手の中のものと取り替えた。
「ついでに、歴史ならこれとこれがお勧めだよ」
 言葉と共に、また別の本が重ねて置かれる。一気に重量を増した本を取り落としかけ、あわてて抱え直す。
「試験合格おめでとう。学園生活が順調なようで何よりだ。願わくは君の望みが叶いますように」
 笑みを含んだささやきが耳元に吹き込まれる。教師陣以外にはメルヴィンしか知らないであろうはずの内容にあわてて顔を上げるも、相手の姿はそこになかった。そんなバカなと周囲を見回したが、足音すらさせず、まるで煙のように消えてしまっていたのだ。いつかと同じ言葉を残して。
 本を胸に抱えたまま、わたしはメルヴィンが探しにくるまで呆然とその場に立ち尽くしていたのだった。
製作者:篠宮雷歌