この空と大地に誓う

 
カーダ平原、どこまでも緑の海原が続く穏やかな場所だった草原は、今や帝国の侵攻を受けていた。
帝国が擁する神獣との戦いの最中、遊牧民の青年ディーンは幼い少女の呼びかけを聞く。
『神獣を望むか?』
そう問いかけた声に、ディーンは迷わずに答えた。
求める、と――。

序章
一章
二章
三章
四章
五章
終章